Nintendo Switch「Collar×Malice for Nintendo Switch(ファンディスク)」感想
Nintendo Switch「Collar×Malice for Nintendo Switch」内、ファンディスク「Collar×Malice -Unlimited-」の感想です。
作品概要
機種: Nintendo Switch※VITA版の移植
作品名: 「Collar×Malice for Nintendo Switch」内、ファンディスク「Collar×Malice -Unlimited-」
CERO: C(15才以上対象)
あらすじ: X-Day事件が解決し、隔離措置が解除され銃刀法も復活した新宿で、引き続き主人公は警察官として働いている。事件を共に乗り越えてできた恋人とのその後を描く後日談(After Story編)。
*本編「Collar×Malice」の感想はこちら。
参考情報
キャラ別タイプ
・主人公(CV:無し)…熱血、元気、誠実
・柳 愛時(CV:森田成一)…寡黙、優しい、過去の出会い
・岡崎 契(CV:梶裕貴)…マイペース、依存、執着
・榎本 峰雄(CV:斉藤壮馬)…ウブ、にぎやか、直情的
・白石 景之(CV:木村良平)…飄々、感情の欠如、純粋
攻略推奨順
笹塚 尊→榎本 峰雄→岡崎 契→白石 景之→柳 愛時
(After Story編)
※本編の後日談なので好きなキャラからで問題ない。恋愛関係的に本編同様の上記順番が飽きずに良いかと。
オススメポイント
・「Collar×Malice」の甘いファンディスク!
・本編の幕間や後日談に加え、アドニス編等ボリュームたっぷり!
・個性豊かなキャラクターとの恋人関係が楽しめる!
・EXTRAで各キャラ盛り沢山のボイスが聞ける!
攻略目安時間
フルコンプまで20時間程度
(チャプター全コンプ、After Story編各キャラエンド数2、アドニス編エンド数3、EXTRA全視聴)
※ボイスをある程度飛ばしてプレイする場合
糖度
かなり甘い(本編に比べ事件は控えめ、既に恋人関係)
難易度
普通
(バッドエンドなし、多少頭を使う謎解きあり)
評価 85/100
〈FD〉
ファンディスクとしては想定以上のボリュームで、各キャラ恋人同士での恋愛を十分堪能できた。本編時点でコミカルな掛け合い自体はあったが、アフターストーリーでは平和を取り戻しただけあって、一層明るい雰囲気が感じられる。
個性豊かなキャラばかりにつき恋愛関係もキャラによって大きく異なるのが特徴で、学生のような甘酸っぱいものから大人なディープなものまで、色々と楽しめて飽きさせない。また、本編には無かった、吉成や峯岸とのサブキャラが主役の話や、主人公がアドニスへ加入する話が用意され、痒いところまで手が届く作品になっている。
EXTRAのオマケも本編以上にパワーアップしており、ボイスレコーダーやショートストーリー、メール等多数の甘いボイスやエピソードを満喫できる。
〈総評〉※本編+FD
本編は事件解決がメインで糖分控えめであったが、ファンディスクが恋愛メインで恋人同士の関係をしっかり描いてくれたおかげでかなり満足できた。本編もファンディスクも両方ともボリュームはちょうど良く、特にファンディスクまでしっかり作り込んであるのは非常に嬉しい。
本作はミステリー物としてストーリーの先が気になって面白いだけでなく、キャラも非常に個性豊かで、気付けば柳も岡崎も榎本も笹塚も白石も全員どこか可愛いところがあって愛おしい気持ちになる。本編序盤は主人公への当たりが厳しい人物が多くて印象は悪いかもしれないが、パートナーとして協力して困難を乗り越えた先では、彼に対するイメージや気持ちがまるっきり変わっているはず。
ファンディスクでは本編攻略対象との後日談を楽しめる他に、アドニス編で黒幕の真意や主人公に対する気持ちを詳しく理解することができるので、プレイするならぜひファンディスクまで。本編もファンディスクもオマケが充実しており、細部まで丁寧に作られた作品。
感想(ネタバレ注意)
ストーリー感想
本作はスタートを押すとインタールード、アフターストーリー、アドニス、サイドストーリーの4種のチャプター画面に移行し、インタールード後にアフターストーリーが解放され、さらにクリアしていくとサイドストーリー関係が読めるようになる仕組み。本編バッドエンド後の話がない(アドニス編だけは唯一のバッド後とも言える)のは残念ではあったが、アフターストーリーだけでも1キャラ2時間弱のボリュームがあってじっくり楽しめた。好感度によって2つのエンディングに分岐し、バッドエンドが無くて気楽で幸せ。
ストーリー中No.13が何度か謎々を出してくるから、彼が準備にあたりわざわざ問題を考えてると思うと、なんだか可愛く思えてくる笑。謎解きとしては簡単すぎず、難しすぎず丁度良かったが、間違えたらヒントを出す位はあってもいいと思った。
サイドストーリーは本編をサブキャラ目線から描く話かと思いきや、香月を除き峯岸と吉成は主人公との恋愛を予感させる話で驚いた。しかも選択肢が無いとはいえ、どちらもストーリーは1時間位読むのに掛かる程の量。峯岸はちょっと立場や年齢的にセクハラ感あって厳しい気がしたが、吉成はありだなと思った。彼はいつもあれほど明るいキャラでいて、勘当された家族に仕送りしてる一面を持つなんて、悲しくなった。皆、何かしらの闇を抱えすぎでは。
アドニス編では、ようやく冴木の本音が聞けて良かった。本編だけじゃ、主人公のことをどう思ってるかまでは良く分からなかったから。想像通り、一言で表現できない歪な感情だったけど。しかし、本編では攻略対象と毎度恋愛関係になって、首輪からイチャイチャ恥ずかしい内容まで聞こえてきただろうに、どんな顔で盗聴してたんだか…。
多数あるオマケの中で1番のオススメは冴木のボイスレコーダー。本編で遠回しにしか言わなかった本音をここでズバッと言ってくるのはズルイ。
イラスト感想
本編に比べて更に絵が不安定になった気がするが、とても魅力的なスチルはある。スチルコンプ後の各キャラコスプレ?イラストは一際綺麗で、ご褒美感満載。
立ち絵は私服が増えたり、髪型が変わったり、所々変化があるのは少し新鮮で嬉しかった。特に岡崎がキッチリ制服を着こなし髪を結ぶようになった点は、本来の厳しいSPの業務へ戻ったことを感じさせた。
本編ではほぼ新宿から出られなかったせいか、池袋等新たに背景も追加されており、外にようやく出れたような清々しい気持ちになる。
スチルの枚数は各キャラSDイラスト3〜4枚加え15枚前後あり、ファンディスクのボリュームとしては十分な数あって満足。
システム感想
本編とシステム面やオプションはほぼ変わらないが、ストーリー中、頭を少し使う謎解きが新しく追加された。ただ、謎解き画面ではオプション画面が開けないのは地味に不便(間違えてロードするとすぐに戻れない)で、直前セーブはしない方が良いと思ってしまった。本編に引き続き、次の選択肢ジャンプは無いものの、2周目以降チャプターから好感度を調整して任意のチャプターから再開できる。
愛キャッチやステータス画面、マテリアルは廃止。本編に比べればストーリーが短く、好感度による分岐も2つしかないので、特段無くても問題なし。辞書は本編から引き継がれ、今回さらに新しくワードが追加される。
EXTRAは少し変わっていて、各キャラの部屋を訪問する形式になっている。なので、画面開いたり閉じたりするだけでも対象キャラが話してくれるが、ボイスが終わるまで画面遷移が待たされるのが気になり、ついボタン連打して閉じてしまい申し訳ない気持ちになる。色んなボイスが用意されていているから、大半の人なら楽しい気持ちになると思う。
キャラ別ストーリー概略&感想(ネタバレ注意)
柳 愛時
主人公は引き続き警察官として、柳は本格的に探偵として働くようになる。柳の住まい兼事務所へ顔を出しては、一緒に料理をして過ごす楽しい日々。ただ、柳はどうやら仕事が順調ではなく疲れている様子なのに、主人公へはあまり弱音を吐いてくれない。
事務所へ突然、柳の兄が訪れる。柳は過去に家族と絶縁していて仲が悪い。兄は自身の出世のため柳に社会的地位を求め、警察官として復帰するよう詰め寄る。柳の仕事を妨害していたのも彼の仕業だった。主人公は、柳のやりたいことを応援するだけだと、一旦追い返す。
後日、柳は兄の会社の抱える不祥事を盾に取引を持ちかける。自身の仕事を認めること、家族との話し合いの場を作ることを。そして兄が自身の出世は口実で、内心では柳が家族として戻って来れるよう思っての行動だったと分かる。柳は無事、家族とのわだかまりが溶け、主人公との結婚に向けて動き出す。夜、思い出深い都庁の展望台でついに…?
柳ってそういえば、更生プログラムを利用して警察官になる際に自分から家族と絶縁しておいて、組織が合わないからと警察官を辞めて探偵事務所開いてるって、割と奔放だよね。一匹狼で1人でいるのが好きな彼が、主人公にあれだけ心を許しているのは、本当に特別なんだろうな。
想定外にも柳の家族は良い人達で、むしろ主人公の両親の方が冷徹すぎて泣けてくる。どうやってこんな親から、誰もをカウンセリングして癒す天使のような主人公に育ったのか、信じられない。よく不良にならなかったな…。香月がいくら自分だけ溺愛されていても、両親の元を離れたがった理由がよく分かる。
柳は家事得意だし、真面目でしっかりしてて、探偵業は少し不安定かもしれないけれど、子供好きで良い旦那さんになりそう。探偵事務所はこれからもずっと1人で調査するのかな。人員増やさず、将来主人公がサポートに入ることがあるかな?
岡崎 契
SPとして要人警護につくことが増えた岡崎は更に多忙になっていた。久しぶりの1日デートに出発した直後ひったくり事件に遭遇し、岡崎の身を挺して捕らえた姿に、主人公は少し不安を感じる。
桜川の行く婚活パーティーへ主人公は付き添うことになり、偶然SPの仕事をしていた岡崎と居合わせる。岡崎はパーティーでテロを防ぎ、問題なく仕事をこなせたことを知って主人公は安心する。そして、もっと精神的な繋がりが欲しいと、主人公から岡崎にプロポーズするが、岡崎は考えていなかったと拒絶し、2人の間に大きな溝ができてしまう。
主人公はショックを受けて周囲に相談したところ、柳は岡崎を呼び出し本心を聞く。主人公は安易な結婚の申し入れを反省して、岡崎へ話がしたいと連絡すると、考えるから待っていて欲しいとの返事が。悩み抜いた岡崎の答えは…?
本編でもそうだったが、気付くといつもベッドの上で不健全なことになってて笑う。お互い愛し合ってはいるけれど、生を縛る関係でもあるせいか、身体の繋がりを求めてしまうのかもしれない。岡崎は周囲からの評価はズタボロで、主人公からのプロポーズは断る、誰から見ても最低な男。なのにどこか放っておけない。主人公がいないと、どこかで野垂れ死にそう…。悔しいけどダメンズに惹かれる女性の気持ちが分かっちゃう。
一方的に主人公を愛しすぎて、身体的にも精神的にも縛って壊す可能性があって幸せにできない、愛が重ぎるから結婚できないなんてことあるんだなあ。他のメンバー全員主人公へプロポーズしてめでたしな終わり方なのに、岡崎だけ結婚が未定なのには苦笑い。やることはやってるのに。でも子供ができたら流石に束縛もマシになるかも。
なお、このルートではそういえば冴木生きてたの忘れてた。警察辞めてアドニス立て直しを頑張るのか…。
榎本 峰雄
部署は異なっても同じ新宿署で働く2人は、榎本が主人公の側に引っ越してきたこともあり、いつも仲良く一緒に通勤しては周囲から揶揄われ温かく見守られている。
ある日アドニスを名乗る犯行が起きる。現場には女子高生がナイフで切られて倒れていた。街はアドニスの再来に怯え混乱してしまう。そこで主人公に協力を依頼し、榎本は犯人を穏便に捕まえる。この事件は女子高生の自作自演でアドニスとは無関係だったが、たとえ理由があっても住民の心を傷付けたことを許せなかった。
そろそろ榎本の誕生日が近付き、プレゼントに迷う主人公。それとなく欲しいものを聞いてみても上手くいかない。だが、肝心なのは物ではないことに気付く。誕生日当日、料理とプレゼントに大喜びの榎本へ主人公から帰りたくないと告げ、特別な夜を過ごす。翌日ドギマギしながら出社したところ、榎本の失言に主人公は怒ってしまい…?
榎本がなんと本編ではほぼ外さなかった眼帯をファンディスクでは完全に外している…!以前から警察官の仕事中は外していたらしい(本当に?)が、今ではプライベートでも付けなくなってて笑う。やっぱり無い方が良いよね。
偶然冴木が銃で撃たれた結果、アドニスのX-Day事件が何となく解決してしまったので、本作で何かしら動きがあるかと期待したら、特に無くて平和だった。周囲からも認められた職場恋愛でイチャイチャ恥ずかしいけど楽しい。
中学生みたいな初々しい恋愛からようやく最後に結ばれたと思いきや、喧嘩になってるのがこの2人らしくて微笑ましい。主人公の両親は想像以上に冷たくて悲しくなってしまったものの、榎本の両親は非常に明るく、仲良くやっていけそうで安心した。さすが榎本をあれだけ純真に育てた家族だ。
笹塚 尊
主人公は新宿署、笹塚は本庁と勤務地が違って少し寂しくなったが、笹塚は忙しい合間を縫ってデートに誘ってくれる。笹塚は激務で無理をしてでも主人公のために時間を捻出して、デート中風邪で倒れてしまうくらいに愛情深い。
主人公は笹塚からの提案で、彼の家に2週間のプチ同棲をする。毎日朝一緒に起きて、一緒に寝る幸せを噛み締める。だが、弟が1人で元気にやっているか心配になった主人公は笹塚と喧嘩してしまう。
お互い反省して仲直りし、笹塚とアメリカへ1泊の旅行をする。アメリカで彼の母親の墓参りをし、関係性がより深まり同棲期間が終わって物足りない気持ちになる2人。笹塚は主人公の弟に言いたいことがあるらしく…?
本編でも感じてたけど、笹塚は人前で余裕でキスしてくるし、恋愛については人目を気にしないし、積極的だよね。ぶっきら棒ながらに大事な時はしっかりと想いを伝えてくれるし。プチ同棲やプロポーズ等、弟に事前に許可を取ってリードしてくれるので背は小さくても(禁句)安心感が大きい。
上司の峯岸から、ハッカーとして有能故に犯罪者サイドに立ったら恐ろしいと指摘されてたが、私もそう思う。本編でどのルートでも活躍が目立っていたし、今の時代は武力の前にネットワークでの攻防も重要だから、重宝されるだろうね。
笹塚は警察官としての職務に今は満足していても、主人公が殺されたら復讐に走ってもおかしくない…主人公を人質に取られたら結構危険な気がしてきた。
白石 景之
白石はアドニスの一員だと発覚したうえ、幹部の御國殺害事件を犯していたが、表向きはX-Dayの阻止とアドニス解体への貢献から、実際には警察官の不祥事を隠す意味もあって、不起訴で特別保護施設に収監されていた。主人公と白石は会えない状況下、過去のデートや思い出を振り返っていた。
ある日、アドニスの工作員が脱獄し殺人事件が発生、さらには柳の探偵事務所に白石の解放するよう脅す内容の手紙が届く。脱獄した工作員のNo.13はアドニス崩壊の恨みから白石を殺害を狙っていると推測された。主人公はNo.13により特殊な爆弾の付いた腕輪を嵌められ、爆発阻止のため白石と施設で過ごすことになる。
No.13によって遊園地に誘き寄せられた白石と主人公は、束の間デートを楽しみながら居場所を探る。No.13はアドニスの養育施設におり、2人を罠に嵌めて殺そうとするが失敗。腕輪も笹塚により既に解除していた。白石は主人公に生きて戻ると約束し、1人で施設の奥へ逃げたNo.13を追いかけるが…?
本作のインタールードで登場した人物がNo.13として本ルートで再登場。インタールードはやはり顔出しの意味もあった感じか。しかし、御國は優しくて良い奴なのだと実感するエピソードが多いなあ。御國は殺されると分かってても、白石のために最後の贈り物をするあたり、工作員の中では最も大事に思われてたんだね。No.13が嫉妬する気持ち分かるかも…。
主人公は本編でゼロを殺しており、後日談となる本作では当然正体が同期の冴木であることを知って精神的にキツい。しかも警察署内では白石の最も親しい人物として目を付けられ、嫌な目に遭う。そのため、5人の攻略対象の中で最も厳しい道を選んだ形となり、主人公の精神的強さと応援してくれる味方のフォローが心に染みる。
監視下にあるうえ、白石は子供のように感情を育てている段階につき、榎本以上のピュアな恋愛が味わえた。なんかもう親子見てるみたい笑。本編の終わり方からどうやってファンディスクで恋愛できるのか絶望していたけれど、多少無理がありながらも、2人きりでいられる展開を良く作り上げたと感心する。ラストは通常の生活はまだ許されてないものの、たまに外出許可が出る位には処分も軽くなっており、明るい未来が待ってそうで良かった。
アドニス編
弟がアドニスにより間接的に死に、さらに柳や岡崎、榎本、白石も冴木によって殺されてしまう。X-Day自体は回避されたが、主人公はアドニスに加入し、アドニス壊滅と冴木を殺す準備を進めていた。X-Dayの計画が再開され実行日が近付く折、主人公は冴木から幹部に裏切り者のユダがいないか調査を命じられる。
御國をはじめとして皆と交流を深める程、主人公の中で必死に消していた情が湧いてきてしまう。そのうえ、冴木は主人公の裏切りに気付いていながらデートに誘い、ゼロではなく同期の冴木としての顔を見せてくる。主人公は冴木を殺すかどうか悩んだ結果、選んだ結末は…?
アドニス編はわざわざ御國をはじめとした幹部9人(+冴木)と親交を重ねるエピソードがあって、彼らへ情が湧いてしまい主人公と同様辛い気持ちになった。そのうえで最後にアドニスのメンバーを全員殺して冴木を殺すか、アドニスとして付き添い冴木を殺さないか、迫られるからしんどい。
アドニス内で主人公がどう働いているのかもう少し日常を見てみたかった気がするが、冴木ともギクシャクしながらデートもあって、十分満足できる内容だった。冴木は主人公の弟や周囲の人達を皆殺しにして、自身へ親愛の気持ちがあると知っているからこそ、その手で殺してもらいたいなんて、残酷すぎるよ。主人公への気持ちが歪みすぎ!
ムービーが用意されていた、冴木を殺して主人公が死ぬ方が公式的エンドかな。主人公が、「もしかしたら別の世界で、2人笑顔で過ごせる日々が存在するかもしれない…だといいね。」と願って引き金を引くシーンは悲しすぎた。冴木を殺す場合は全国のアドニス関係者皆殺し、冴木を殺さない場合はアドニスとして人を殺し続ける。どっちにしろ殺人犯になる未来しかなく…。個人的には冴木の思い通りに撃つのは嫌かなあ。主人公に負けず、冴木も頑固すぎる。唯一生き残った笹塚はどうしてるんだろう。
攻略情報
まずはインタールードから開始し、各キャラクリアする度にアフターストーリーが解禁されます。アドニス編やサブストーリーもアフターストーリーをクリア(ノーマルエンドでも可)する度解放されます。
・共通ルートでのPCパスワードのヒントとして、26といえばアルファベットの数です。英語の文字がやって来て、その代わりに出て行く。つまり9日前ならNine→Wineに置き換わり、文章の最後はそのワードの英単語の意味を表していることが分かります。
・アフターストーリー白石ルートでのクイズのヒントは以下の通りです。
解1は黒字に注目します。
解2は漢字をローマ字にしてみると分かります。
解3は、部屋の中→ヘとヤの文字の真ん中、棚の上→タとナの文字の上、本の左側→ホとンの左。これらの文字を繋げてみるとどうでしょうか?
解4は、方位を英語で示すとeast(東)とwest(西)。それぞれの文字を1字、方角の通りにずらした文字を繋げると単語が現れます。アルファベットが26文字東西(左右)に横一列に並んでいるイメージを持つと分かりやすいです。例えばVを1字e(東)にずらすとWです。
ラスト、計算式は減算を表すものではありません。そして、それぞれの数式の1番目の数字は解の番号と一致しています。これまで何のために4〜5文字のワードを4つ求められたか考えれば、答えは自ずと出ます。例えば「1ー4」は、解1の4番目の文字となります。