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Nintendo Switch「DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch(MORE,BLOOD LIMITED V EDITION)」感想

Nintendo Switch「DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch」内、MORE,BLOOD LIMITED V EDITIONの感想です。  

 

 

 

 

 

作品概要 

DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch

DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch

  • 発売日: 2019/11/21
  • メディア: Video Game
 

機種: Nintendo Switch※VITA版の移植

作品名: 「DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch」内、MORE,BLOOD LIMITED V EDITION

CERO: D(17才以上対象)

あらすじ: 主人公は訳あって逆巻家の6人兄弟の家に居候している。実は彼らはヴァンパイアで、いつも主人公の血を巡って取り合いに。一応は順調な高校生活を送っていたところに、さらに新たなヴァンパイア4人の無神兄弟が主人公に接触してきて…?

 

*同作品内の1作目の「LIMITED V EDITION」感想はこちら

otomegamefun.hatenablog.com

 

参考情報

キャラ別タイプ

 ・主人公(CV:無し)…従順、流され体質、ドジっ子

・逆巻 アヤト(CV:緑川光)…俺様、強引、意地悪

・逆巻 カナト(CV:梶裕貴)…毒舌、我儘、激情型

・逆巻 ライト(CV:平川大輔)…軽薄、NTR好き、M

・逆巻 シュウ(CV:鳥海浩輔)…自堕落、無関心、無口

・逆巻 レイジ(CV:小西克幸)…厳格、冷徹、ツンデレ

・逆巻 スバル(CV:近藤隆)…年下、横暴、不器用

・無神 ルキ(CV:櫻井孝宏)…知的、厳しい、人間不信

・無神 コウ(CV:木村良平)…美形、軟派、人間嫌い

・無神 ユーマ(CV:鈴木達央)…豪快、兄貴分、力任せ

・無神 アズサ(CV:岸尾だいすけ)…マイペース、純粋、ドM

※全員独占欲強く、S気質。

 

攻略推奨順

 逆巻アヤト→逆巻カナト→逆巻ライト→逆巻スバル→逆巻シュウ→逆巻レイジ→無神ルキ→無神アズサ→無神ユーマ→無神コウ
 (攻略制限により1周目は逆巻家のみ。)
 ※内容的にレイジとスバルは逆巻家の中では後半、気分的にコウ最後がオススメ。ただ、もし飽きそうならさっさと好きなキャラへ向かおう。

 

オススメポイント

 ・前作からさらにヴァンパイアが増え、臨場感ある甘いボイスがさらにいっぱい聞ける!

 ・無理やり血を吸われたり、ヴァンパイアとの過激な恋愛が味わえる!

 ・相手がヴァンパイアだからこその強烈なバッドエンド!

 ・ドSなキャラばかりで、Mの人には嬉しいかも!?

 

攻略目安時間

 フルコンプまで30時間程度
 (各キャラエンド3、全アフターストーリーとヘブンシナリオ読了)
  ※ボイスをある程度飛ばしてプレイする場合

 

糖度

 甘めだが少し特殊
 (吸血やキス等、身体を密着させるシーンが多い。ただし主人公の血が目当て。)

 

難易度

 簡単
 (アイキャッチシステムにより、選択肢に迷うことはない。キーワード選択も苦労しない。)

 

評価 65/100

<MORE,BLOOD LIMITED V EDITION>

 LIMITED V EDITIONの続編で、無神家が新たに攻略キャラに加わって、ボリュームもアップした。前作をプレイしていないと、一部ストーリーが理解しにくい点があるので注意。ただ、逆巻家のヴァンパイアは前作と少し違うシナリオとはいえ、似たような展開が続いて焼き増し感が強く、新キャラメインに好きなキャラを再度攻略する程度で良さそう。また、1番良いエンドでもメリバや背徳感のあった前作に比べると本作は温くて、完全ハッピーと言えるエンドが多いのは人によって好みが分かれる。

 システムは前作とほぼ同様ではあるが、今回シチュエーションパートとストーリーパートの2種にシナリオが分かれており、ストーリーパートは話に繋がりがあって理解しやすくなった。ただ、それでもストーリーはオマケ程度で、臨場感のある甘いボイスや過激なヴァンパイアとの吸血シチュエーションを楽しむことがメインのゲームと考えた方が良い。

 イラストに関しては立ち絵が新調され、目パチと口パクも追加された。キャラ人数が増えた分、1人あたりのスチル数は減少したが、前作よりもイラストの安定感は上がっている。

 

<総評>LIMITED V EDITION+MORE,BLOOD

 2作入ってお得な作品だが、ストーリーを楽しめるゲームではないため、さすがに立て続けに両方をプレイするとお腹いっぱいで飽きてしまう。とはいえ多くのキャラがいる分、お気に入りの声優さんや好みのシチュエーションは誰かしら1つは見つかりそう。全キャラ攻略やコンプリートはあまり考えずに、気になるキャラをプレイするのがオススメ。

 ただ、無神家のキャラがいる「MORE,BLOOD」からプレイすると、設定が分からず多少ストーリーについていけない部分がある。もし完全にストーリーを理解したい場合は、「LIMITED V EDITION」を齧る必要あり。個人的には吸血や甘いボイスを楽しむゲームだと思うので、ストーリーは気にせず、気になる方から自由にプレイしても構わないとは思う。

 絵柄はとても可愛らしいが、ヴァンパイアから甘くうっとり吸血される訳ではなく、両方の作品とも主人公の血を巡って争い、嫉妬で八つ当たりされては押し倒される過激なシーンばかり。攻略対象は様々なドSキャラが勢揃いなので、Mな方にオススメのゲーム。

 

 

感想(ネタバレ注意)

ストーリー感想

 今作はシナリオがシチュエーションパートとストーリーパートに分かれ、シチュエーションパートでは彼との日常を描き、ストーリーパートではシナリオに繋がりがあって、彼との関係性や状況が変化していきエンドに結び付く。そのため前作に比べれば彼の過去が深く描写され、話も理解しやすくなった。

 しかし、逆巻家は中盤で彼が必ずアダムへ覚醒する為の発作が、一方の無神家はアダムになれない苦悩が必ず入り、全体的にストーリーがワンパターンになってしまった気がする。前作では主人公の心臓がコーデリアの物で、場合によってはコーデリアの介入が色んな形で現れて楽しめたが、本作ではそういったストーリーの変動要素が少ない。逆巻家vs.無神家の関係性が攻略対象キャラによって異なる程度で、基本的には主人公に手出しするところを彼が助け、嫉妬して血を吸う流れがほとんど。

 また、メリバが楽しめた前作に比べて、完全に幸せな結末ばかり。マンサーヴァントエンドとブルートエンドはバッド扱いで悲惨な終わり方が多いとはいえ、ヴァンパイアらしい背徳感あるエンドが無くなったのは残念だった。アフターストーリーもヴァンパイアとは思えない程、皆人間のように幸せに暮らしている。今回主人公の身体はヴァンパイアに近付いてはいるものの、覚醒まで至ってはいないせいかもしれない。また、前作では吸血やキスに留まらず、身体を重ねる表現が見られたのに本作ではほぼ無くなったのも微妙に気になった。

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↑キャラ選択画面(無神家)

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↑チャプター画面

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↑ステータス画面、エンド分岐条件も前作と同じ。

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↑主人公は否定していたが、主人公含め坂巻家はレイジ以外友人いなさそう。

 

 

イラスト感想

 前作に比べて立ち絵が新しくなり、目パチと口パクが増えて新鮮で良かった。意外にもカナトのメガネ姿が似合っている。主人公の下着や水着姿のイラストまで増えていたのは笑った。前作で服着ながら風呂は違和感あったから。

 キャラ数が増えたために、キャラごとのスチル数は減って各9枚に。なのに、本作は似たイベントが多いせいか、微妙な場面をスチルに描いていてもったいなく感じることもあった。例えば、アヤトの扉を開けるシーンに2枚も割かれているのは残念。もちろんスチル全てがドキドキのシチュエーションで埋まるキャラもいるが。

 前作ではスチルで身体のバランスが崩れたものがたまにあったが、本作は改善されている。新登場のキャラ達も全員美形。

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↑立ち絵がパワーアップ!カナトは眼鏡が似合っている。

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↑主人公の立ち絵も追加。目パチもあり。

 

 

システム感想

 ほぼ前作とシステムは変わらないものの、未読に限りストーリーパートはシナリオ7〜エピローグまでチャプター画面に戻ることなく連続して流れるようになったのは、ストーリーに集中できて良かった。シチュエーションパートも全部見る必要があるのだから、何度もチャプター画面から選択するのは面倒なので、こちらも一気見させて欲しいとは思った。

 その他良い点も不満点も前作と同じで、CGボイス再生モード(イラストタッチ)とキーワードによるヘブンシナリオの解放は本作にも健在。キーワードは前作プレイしていると、慣れて初見でも正解を引きやすい。

 チャプター画面でどのシナリオでSM度を上げたか見られればいいのにと思いつつ、M度45まで上げたら残りはS度に振って効率を意識したプレイで凌いだ。ステータス調整しやすい巻き戻しとアイキャッチシステムはやはり便利。周回用にチャプター画面でのセーブもオススメ。

 たまに画面のフリーズやゲームが落ちる事があったが、システムセーブのおかげで進行には全く問題無かった。なお、「LIMITED V EDITION」で設定したオプションが本作でも反映されているのは、細かな配慮を感じた。 

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↑CGボイス再生モードは本作にも。

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↑ヘブンシナリオ解放のためのキーワード画面。前作よりも簡単…?

 

 

キャラ別ストーリー概略&感想(ネタバレ注意)

逆巻 アヤト

 無神4兄弟から主人公を守るため、アヤトが主人公の監視を務める。2人きりになり、アヤトは主人公の血を喜んで飲む。だが、主人公の血の味が変わったことで、無神らにも吸血させたのではないかとアヤトは疑念を抱く。そのうえ、幼い頃の自身の母親との出来事を思い出し、吸血衝動が止まらなくなる。

 主人公はアヤトに血を吸われ続け、常に貧血で苦しむが、それでもアヤトは渇きが収まらず街中で女性を襲う。主人公はただの餌として扱われ続けたことに耐えきれなくなって、無神家へ逃亡。

 だが、やはり主人公はアヤトのことが好きだからこそ、餌でも良いから特別になりたいと思いアヤトに告白し、逆巻家へ戻る。アヤトは吸血衝動が収まったものの、今度は眠りから覚めなくなってしまい…?

 

 前作と同様に、主人公はアヤトから血を吸われすぎて貧血になってばかりで、プレイしているこちらまでが血の気が引いてくる。ただ、前作では拷問器具等様々な物を使ったイタズラメインだったのが、今回は単なる吸血衝動による無理矢理な展開ばかりで、アヤトらしさが減って少し物足りず。

 しかし、本当に彼の母親コーデリアは多くの人達の性格を歪ませてるなあ。アヤトは母親の愛情を受けられなかったせいで、主人公を特別扱いして傷付きたくないとの思いで苦しみ、主人公からの告白でようやく吹っ切れた感じ。その後はなぜか睡眠時間が伸び、気付けば夢から覚めずに数年経過。夢の中で主人公をずっと探し続けていたらしいが、一体何だったのだろう。メディアミックスしてるからCDか何かで詳細が分かるのかな?

 エンドに関しては、前作では主人公を手に入れた後、父親を殺して宿願のヴァンパイアの王になったのに、本作では極々普通の終わり方だった。まさか結婚式でカールハインツがただの父親として見に来てくれるなんて、ほんわかしてる。カールハインツ本人は最終的に殺されることを期待してるみたいだけど。

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↑前作に比べると顔を赤らめたりして可愛く感じる。

 

 

逆巻 カナト

 無神兄弟に対抗するため、主人公を見張る役目をカナトが引き受ける。カナトは学校内での主人公の監視にクマのダディを使い魔として使役する。無神アズサは気にせず主人公に何度も接近しては逃亡を唆し、カナトはその度に逆上して主人公を痛めつけながら血を吸う。

 些細な事で主人公に八つ当たりをするカナトや四六時中見張ってくるダディが嫌になり、アズサの手を取ろうと考えてしまった隙に、アズサはテディを焼却炉に投げ入れる。カナトはアズサを殴り、殺しかけたところを主人公は必死に止めたが、以降カナトは喉の渇きが酷くなり、主人公へさらに血を求めるようになる。

 カナトはいくら吸血しても満たされない辛さから、主人公を追い出してしまう。誰もいないボロボロに崩れた教会へ避難した主人公は、自分の父親と再会する。ところが父親は主人公を化け物と呼び、殺そうとし…!

 

 まさかの父親との意外な再会は、喜びから即絶望に変わってしまいショック。父親は主人公がヴァンパイアになりかけたら平然と殺せてしまう程度の愛情しか持っていなかったのか。しかも主人公とカナトが助かる代わりにアズサは死んで、その後は父親が一切出てこないのはちょっとモヤモヤする。良くも悪くも父親から主人公が捨てられたおかげで、カナトがようやく主人公に心を開くきっかけとなってはいるが。

 前作と変わらずシナリオの大半で、アズサは主人公が自分の指示を聞かないとブチ切れ、言うことを聞いても理由を付けては怒り、ひたすらDV被害を見続ける感じで辛かった。アフターストーリーでは、まるで別人かのように優しく主人公を気遣うカナトの姿が見られ、精神が安定すれば本来おとなしい性格なのだろう。

 ヴァンパイアエンドでは逆巻家から逃亡してどこかの城で2人きりの生活を送っており、前作同様に結局他者の干渉を避け2人でしか生きられないところは徹底してる。ただ、前作と違い街を荒そうだとかはせず、平和で静かに暮らしているので背徳感は無くなった。相変わらず他のエンドはカナトらしくぶっ飛んではいるとはいえ、ヴァンパイアとの恋愛らしいメリバが無くなったのは少し残念。

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↑同意するしかない笑。

 

 

逆巻 ライト

 逆巻家の登場により、主人公の監視にライトが選ばれる。ライトは吸血だけでなく、簡単に愛の台詞を吐いてはキスをしてきて、主人公は不思議と傷付く。そこへ無神コウが学校で度々ちょっかいをかけてくるが、ライトは構わずコウに主人公の血を勧める。コウはそんなライトに対し嫌悪感を抱き、たまに主人公にアドバイスしてくれるようになる。

 ライトは次第に喉の渇きが抑えきれず、主人公の血を一層求め苦しみだす。ライトは愛を信じておらず、自分を縛る特別な何かを持つのが嫌で、主人公の血だけを求める自分を認められないでいた。ついにはナイフで毒を飲もうとしたり、自分の心臓を刺したりして、自殺を図ろうとまでする。

 主人公は周囲からライトの生い立ちを聞き、彼に対する気持ちを整理し、彼に血を吸われる欲望も愛の1つだと考える。そこで、主人公への執着をいつまでも認めようとしないライトへ愛を証明するため毒を飲んで死のうとするが…?

 

 主人公を死から蘇らせるとか、逆巻家の父親であり、最強のヴァンパイアのカールハインツの能力すごすぎ!あと他のルートでもそうだけど、保険医の先生に化けて主人公へ頻繁に助言をくれて、政治家のはずなのに暇すぎないか?笑

 ライトも母親のコーデリアのせいで性癖や考えが歪んでおり、邪魔する役目なはずのコウがすごく良い人に見える。なのに主人公はライト一筋に想い続けられるのはすごい。終盤ライトは状況を受け入れられず自殺すらしようとして、血みどろになってる姿には申し訳ないけど笑った。普段は何言われても飄々としてる分、あれほど動揺している姿はレアかもしれない。

 ヴァンパイアエンドは普通だったが、マルサーヴァントエンドはあれほど寝取られ大好きだったライトが豹変し、嫉妬から主人公を監禁する結末で驚いた。先が気になるところで終わってしまうのは惜しい。また、アフターストーリーでは、ライトがまるで別人になったかのように普通な甘いデートをしていて、これまた信じられなかった。しかも、コウには過去に主人公とのプリクラを見せられてたらしく、意外と主人公のいないところで話す機会がある位には仲良いのかな?それにしても、まさかライトが主人公とのプリクラを見せびらかして自慢したがるなんて、元々のライトの性格から誰が想像できただろうか。

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↑気付くとライトの「うふ」が癖になっている。

 

 

逆巻 シュウ

 シュウが主人公の監視役として選ばれる。主人公はいつも無気力で寝てばかりな彼を世話しつつ、血を吸われる日々。そこへ無神ユーマが主人公へ話しかけてくる。ただ、ユーマは主人公の血よりも、記憶喪失による自身の過去を知りたがっていた。

 シュウはユーマに出会ってから態度がおかしくなる。ユーマは実はシュウが幼い頃屋敷を抜け出して出会った人間の友人エドガーで、村の火事により死なせてしまったことをずっと後悔していた。

 ユーマはシュウのことを恨んでおらず、主人公と上手くいくようシュウを焚き付けようとする。しかし、シュウはユーマに対する罪悪感や主人公の血を欲する苦しみから、主人公を譲ってしまう。ユーマは無神家の屋敷に連れて行き、シュウが来るのを待つが、ついには屋敷に火をつけてしまい…!

 

 まさかのエドガーが本作でヴァンパイアのユーマとなって登場。しかもシュウの良き友人なだけあって、お互い対立はせずにユーマは性根が腐ったシュウのため、シュウは罪悪感からユーマのため気遣う状況。また、レイジはマンサーヴァントエンドを除き、シュウに対し若干援護する等良い活躍を見せる。前作ではひたすらシュウに対しては酷い奴だったのに…!

 三つ子達は血の渇望に抗えず主人公からひたすら血をすすっていたのに対し、シュウは自制心が強くひたすら耐えていたのが印象的だった。しかも血を吸わない代わりにキスで済ませることも多い。前作からそうだったが、人間に対し理解があり、無理させて死なせるのは嫌なのだろうな。面倒臭がりなのもあるだろうけど、自分からよりは主人公から身体を差し出すよう要求することが大半だし。

 エンドは、どれもシュウの優しさが見えたものだった分、マンサーヴァントとブルートエンドは主人公よりもシュウが不幸な目に遭うものばかりだった。マンサーヴァントはレイジにより3人を閉じ込めユーマの手で主人公を襲わせて殺していたが、シュウだけはやっぱり血を吸わずに耐えるんだなあと思った。ブルートはユーマばかり気にするシュウに嫉妬した主人公が監禁しちゃう結末で、シュウから主人公にむごい事をするエンドが無いのがなんだかホッとした。

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↑一応学生だからニートではない…はず。

 

 

逆巻 レイジ

 主人公の監視役となったレイジは、無神家の目的を探ろうと校内で彼らをおびき寄せ、自ら主人公を連れて昼間に無神家へ乗り込む。コウから信頼を得るために、レイジは幼い頃に父親から貰った終焉の懐時計を見せ、主人公と共に無神家で暮らし始める。

 無神家で様々なちょっかいを掛けられる主人公は、躾としてレイジから吸血され、普段は厳しくてもたまにご褒美で優しくしてる彼に惚れていく。そして、レイジも次第に主人公の血を無性に欲するようになるが、懐時計の意味を見出しひたすら欲望を律する。

 実はレイジの真の目的は無神家ではなく、逆巻家を滅ぼすことであった。レイジはヴァンパイアの王カールハインツの息子として、力ある者はその能力を行使すべきだと考え、人間らしく腑抜けたカールハインツや兄弟へ不満を持っていたのだ。シュウを精神的に痛めつけて殺そうとしたところ反撃に遭い、主人公をナイフから庇ったレイジは目覚めなくなってしまい…?

 

 前作に比べるとレイジがはじめから主人公に対して優しくて違和感があった。とはいえ性格が変わった訳ではなく、今作の方が主人公が彼に惚れた理由も納得しやすく、シュウとも向き合い兄弟仲の解決まで至ったのは大きな進歩と言える。だからヴァンパイアらしい残酷さが失われて残念に感じるか、彼の優しさが分かりやすくなったと歓迎すべきかは悩ましいところ。本作ではアヤト達がやんちゃして、レイジが嗜めるシーン等、しっかり者で苦労性な姿が多数見られた。

 レイジは人間とヴァンパイアは互いに種族の違いから理解し得ないと考えており、シュウと対比するように作られていた。母親から長男として期待され、人間の友達までいたシュウに対し、レイジはただ次男としての役割を求められ劣等感を抱いてきた。他の兄弟達に比べると普通の母親なのに、力があるせいで上手くいかない感じ。一応2人は兄弟の中ではまともな性格だが。結局逆巻家が歪んで育った最大の原因は、いつも父親がいなかったからなのだろう。

 ヴァンパイアエンドでは母親の期待通りレイジがシュウの補佐する形に収まったが、シュウは当主に向かない気が…レイジじゃダメなのかなあ。マンサーヴァントエンドは、ユーマがエドガーの時の記憶を取り戻して、やり返されちゃう結末。レイジの過去の所業を考えると仕方ない気がする。ブルートはあっさり父親に殺されて本当に愚かなオチで笑った。

 

 

逆巻 スバル

 スバルは主人公から監視役として選ばれるが、1人きりでいたい気持ちから内心は快く思っていなかった。それでも主人公の血を守るため、校内で無神コウが主人公へ積極的に話しかけに来る度にスバルは怒って追い払う。

 スバルはコウがヴァンパイアとなった理由を聞き、心を病んだ母親を世話してきた自分の苦労なんてちっぽけな物だったと思い知らされる。しかし、主人公の血への渇望や物に当たるしかない自分に嫌気が差し、更に屋敷を滅茶苦茶に荒らす。主人公はそんなスバルに対して好きだと想いを伝え、危険だと分かっていても彼の傍から離れようとしない。

 コウはスバルがアダムに覚醒しつつあるのを理解してはいたが諦めきれず、主人公の血を吸おうと近寄る。そこにスバルが現れ、コウへ勝負を挑むが…?

 

 前作に比べるとスバルの優しさが分かりにくくなって、堪え性が無くてただ暴力振るってばかりに見えてしまう。しかも、コウは貴族嫌いで内心は企みながら主人公へ接触してたはずが、終盤は主人公に振られて割と本気でショックを受けてて何とも言えない気持ちになった。そのうえ、アフターストーリーまで2人のために働いてるし…。当て馬(無神家はカールハインツの思惑通り)の時の方が、実際に攻略する時よりも優しくて魅力的なのはなぜだろう。

 スバルの母親はスバルの父親のカールハインツから凌辱されて精神が狂ってしまったのだが、本作では彼女もカールハインツを愛している事が発覚する。前作では到底そう思えなかったので、設定が変わったのか、ちゃんと読めていなかったのか…。スバルのショックはそりゃ大きいよなあ。今回は母親の調子も最後は良くなって嬉しいけど。

 ブルートエンドは、哀しいエンドなはずなのに想定外なスチル差分に笑いが堪えられなかった。このエンドではコウが悪人になはずなのに本心は嫌がっていたのが分かって、やっぱり悪い奴では無さそう。むしろマンサーヴァントエンドの方が悲惨で、こちらはコウが主人公を監禁する流れは同じだが、愛や偽善者が嫌いで完全に凶悪となっている。主人公が自殺では無く、スバルの手で死にその後スバルも後追い自殺するので悲しみも倍増。

 

 

無神 ルキ

 無神家へ連れ去られた主人公は血を与える相手にルキを選択する。ルキは他のヴァンパイアに比べ人間味があって、家畜として扱われながらもお仕置きに吸血されるだけなので安心感があった。ただし、ルキは夢でよくうなされており、主人公が心配して手を握ろうとすると、拒絶し距離を置こうとする。

 逆巻家が無神家の屋敷を見つけたため、主人公を地下牢に監禁してさらに血を求めるようになる。ただ、ルキは内心は辛そうにしていることに気付き、アヤトが屋敷に火を付け逆巻家が主人公を取り戻した後も彼の事ばかり考えてしまう。

 ルキと再会し、ヴァンパイアとなった経緯を聞く。ルキは貴族の息子だったが、没落し孤児院で死に掛けヴァンパイアとなることを選んだ。だから、自身をヴァンパイアにしてくれた恩人の願いを叶えようと行動していた。自身は純粋なヴァンパイアではないため、アダムになれないことを悟り、主人公へ別れを告げて完全に姿を消してしまうが…?

 

 ルキは知的で自身にも他者にも厳しい面がありながらも、レイジほど冷酷ではなく、少し意地悪な性格だった。逆巻家はコーデリアのせいで不幸な幼少期を過ごしてきたが、それ以上に無神家は死の淵で過酷な人生を歩んできただけかって、主人公への思いやりはまだあって平和的。

 中盤以降はルキもアヤトのように主人公を家畜扱いし、貧血になってばかりで心苦しかった。人間不信から、主人公を全く信用してくれないし。それでも一応ルキは監禁される辛さを知っており、内心では主人公に申し訳なさを感じてる点は、人間的優しさが残ってることを実感させた。

 どのエンドも主人公の前から姿を消しておいて、結局諦めきれずに主人公を連れ去りにくるのは笑った。そのうち2つはなぜか狂ってしまい、逆巻家のヴァンパイアすらも簡単に殺せてるのは、主人公の血のおかげだろうか。アフターストーリーではとても優しく人間らしい生活を送ってイチャイチャできて幸せ。2人きりよりも無神家に戻って兄弟と共に暮らす選択をするのは、家族思いのルキらしい。

 

 

無神 コウ

 主人公は無神家へ拐われ、コウに血を吸われることになる。一見無邪気で友好的に見えるが、些細な事で彼の逆鱗に触れては主人公を脅し血を吸ってくる。主人公は逆らうと痛い目を見るため大人しく従おうとするが、コウはギブアンドテイクに拘り、欲しいものが無いと告げると気分を害す。

 傷だらけの身体を持ち、苦しそうでいて笑顔で過去の生い立ちを語るコウに、主人公は涙を流す。コウはかつて孤児院の金儲けのため貴族達から虐げられてきた過去があった。しかし、コウはアダムになれない焦燥感や感情の欠如から愛を探し求め、主人公を更に痛め付ける。

 スバルが主人公を連れ去ろうとしたのを見た後は、執着心から主人公を四六時中監視し、度々自殺を図っては愛を試そうとする。ついには屋敷をガスで充満させ危険な行為に出たため、ルキにより2人は引き離される。コウの右目はヴァンパイアの王が授けた真実(人の心)を読める義眼。彼は幼い頃からずっと求め続けてきた青空を見つける事ができるのか…?

 

 コウは他のキャラのルートでも右目の義眼については説明があるが、本ルートで人の心を読み取れる特殊な物だった事が判明する。感情が分からないのに、洞察力が高い理由に納得。両親を知らず愛を知らないうえに孤児院でも大人達から虐げられてきたせいか、主人公への虐めも生死ギリギリだったり、人前で辱めるものだったり妙にバリエーションに富んでいる。売り出し中のアイドルが、テスト中堂々と主人公の服をひん剥いたり、学内でもキスや吸血したり、大丈夫か。

 コウはその生い立ちから人間嫌いで、人の心を読める義眼を持つのに一切人を信用していない。自分は相手を好きなのかも分かってないこに、ただ愛を確かめるために主人公や周囲を振り回す。子供みたいだけど、その成長過程が無かったからこその歪んだ愛情表現だった。

 バッドエンドは思いの外不幸な物がなく、他のキャラに比べてかなり優しめだった。マンサーヴァントは、狂った主人公がコウを独り占めしようとする(多分マンホールに監禁?)終わり方で先が気になる。そして、ブルートなんてカールハインツすらこれも1つの愛だと認めるハッピーエンドで、コウは愛を試そうとして主人公を殺してしまい、両眼と引き換えに主人公を蘇らせ2人一緒に暮らすというもの。青空を2度と見られる事はないけれど、既に求めていた青空を見てはいるので、最善では無くても一応悪くはない内容。もちろん不幸な人生を歩んできた分、青空求めて旅する幸せなヴァンパイアエンドが1番だけどね。 

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↑主人公を虐めたくなる理由はなんとなく分かる。

 

 

無神 ユーマ

 無神家へ拉致された主人公の吸血相手がユーマに決まる。ユーマはがたいが良く、見た目からしておっかない。毎日思いっきり吸血されてはすぐに貧血になってしまう。

 ユーマには角砂糖が好きで家庭菜園を大事に育てる意外な一面があった。菜園の中にはかつて自身の過ごしたギャングを弔う薔薇を植えて、花が咲く日を待っている。ユーマは貴族に支配される世界を変えたいと願い、ヴァンパイア化してくれた人のためにアダムになりたがっていた。

 だが、元は人間であるせいでアダム化できずに焦りから主人公に乱暴になったり、閉じこもったりする。菜園までも荒らし、折れた薔薇を必死で守る主人公を見て、ようやくユーマは心を落ち着かせる。アダムになれず自身の夢を叶えられないと分かったユーマはどうなってしまうのか…?

 

 ユーマは1度目はレイジに村を焼き尽くされて死に掛け、2度目は拾われたギャングが軍の銃撃にあって自分だけ生き残り、3度目は孤児院から逃走に失敗し死ぬ直前にヴァンパイア化で救われていた。悲惨な目に遭いながらも、生き残るのは悪運が強いのか、不幸中の幸いか。自責の念に苛まれてはいても、ストレスの吐口が八つ当たり程度に済んでいるのは他のヴァンパイアに比べると精神的に強い。

 ヴァンパイアエンドでは、シュウの事を何となく思い出してはいるが、最終的には記憶喪失の過去を気にせず未来に生きる姿が潔い。マンサーヴァントエンドは、案の定シュウジが出てきてユーマに嘘を吹き込み主人公とシュウを殴り殺させ、最後はユーマを屋敷ごと始末する。シュウジにとっては好都合の結末。他のキャラルートではシュウジの話を聞いても全ては間に受けなかったのに、アダムになれない苛立ちのせいだろうなあ。

 結婚後のアフターストーリーでは主人公の尻に敷かれていてウケる。ユーマがおだてられ文句を言いながら従う姿は当初の威圧的な態度からは想像できなかったな。しかし、カールハインツは無神家の子供達を育てて、結婚後の様子まで見に来て甲斐甲斐しいのに、一方の逆巻家の放置具合は…。自分の直接の息子にはやはり親心から厳しくなるのかな。

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↑「なんでもする」はいつだって危険な発言。


 

無神 アズサ

 主人公は無神家に連れられ、アズサを選択し血を捧げることになる。アズサは自身の腕にある傷に名前を付けて友達とし、痛みこそが生を実感させていた。主人公へもナイフで傷付けたり、主人公に無理矢理ナイフを握らせてアズサを傷付けさせたりする。

 ある日再会した父親に、ヴァンパイア化が進んでいた主人公は殺されそうになる。アズサは銀の銃弾を腕に受けるも、主人公を助けてその場から逃げることに成功する。父親の事でショックから涙が止まらない主人公をアズサは必死で慰めてくれた。

 ところが、銀の銃弾はヴァンパイアの命を奪う物で、次第にアズサは弱っていく。腕を捨てれば助かるのに、傷を大事にして腕を諦められないアズサ。幼い頃に周囲の子供達から暴行され続けた結果、他者から傷付けられることが自身の存在理由だと思うに至ったのだ。そのうえ、アダムにもなれず…?

 

 アズサは全ヴァンパイアの中でもかなり特殊で、最初から最後まで物理的に傷付くシーンが多く読んでいて辛かった。ナイフは痛いって!ただ、彼が傷を好むようになった理由から、そういった思考にならなければ生きていけなかったと思うと仕方ない。ルキもコウもユーマも自傷には呆れながらも彼を心配していて、無神家は全員兄弟仲が良さが伝わった。アズサには全く響いてなかったのが悲しいが。

 途中何度もカナトが主人公を取り戻しにやって来てたのに、終盤電話に呼び出された以降は出番無し。いずれかのエンドで登場して騒動起こすかと思ってたから意外だった。カナトはキレると本当怖い。即殺そうとするし、絶対ついて行きたくない。

 ヴァンパイアエンドで、主人公の彼に対する依存心が強く、平気で父親を殺すシーンがあって驚いた。本作では主人公が愛ゆえに狂うことがほとんどなく、前作のような重い展開があまりなかったので想定外だった。アフターストーリーの主人公は普通な様子でとても幸せそう。

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↑皆をまとめるルキでさえもこんな発言するほどヤバイ。

 

 

攻略情報

 初回は逆巻家のみ攻略可能で、クリア後に2周目スタートから選択肢で無神家攻略が可能になります。前作とほぼ同じ仕組みですが、求愛度とSM度はエンド解放のみに影響を及ぼすのみになりました。

・1度でも解放条件を満たせば、以降ステータスが変わってもロックされることはなくなり、いつでもエンドを見ることができます。

・ヴァンパイアエンドは吸愛度75とM度45以上、マンサーヴァントエンドは吸愛度60とS度40以上、ブルートエンドは他のエンド条件を満たさない場合に解放されます。

スペシャル内のヘブンシナリオは、各キャラいずれかのエンド閲覧及びキーワードの正解数に応じて解放されます。

スペシャル内のキャラプロフィールは、各キャラ全エンド閲覧後に見られるようになります。

・逆巻アヤトのキーワード

Darkは、信用してくれる・いつも以上に乱暴 →どこか違う・不安げな表情→胸が痛む・特別な存在→涙が溢れる・アヤトくんのこと

Maniacは、期待していた・エサと認めて→認めなければ・傍にいること・→心の奥底・彼の傍→エサ扱いする彼・本当にこれで

Ecstasyは、いつか見た・背中を見送る→戻れない・囚われて→縋るような思い・本当の気持ち→悲しませる・気持ちを信じて

・逆巻カナトのキーワード

Darkは、屈服してはならない・甘い吐息→吸われるその度に・カナトくんの牙の痕→裏切る・ダディ→選ぶ権利・逃げ出そう

Maniacは、私の存在・闇の中→怒り・罪の意識→謝罪の言葉・哀しい悲鳴→歪む・喜んでくれる

Ecstasyは、答えを求めて・私の罪→愛情・惹かれていく→私の心臓・紛れもない現実→幸せな響き・その言葉

・逆巻ライトのキーワード

Darkは、彼らの目的・エサでしかない→簡単に言える気持ち・溺れてしまっている→言葉を欲して・分からない→罪悪感・思ってほしい

Maniacは、特別・苦しそう→真がない・冷たい表情→特別だと認める・恐れている→単純な気持ち・自分の中にある欲望

Ecstasyは、理解し合える・感じることは同じ→解放される・認めて欲しかった→それ以上の理由・寂しそう→心らしい心・分かり合う

・逆巻シュウのキーワード

Darkは、青い瞳・映す通り→笑顔・分かり合える→苛ついた・血だけではなく→感情が抜け落ちて・炎のように

Maniacは、苛立ち・関係している→過去の痛み・謝りたい→話したいこと・踏み込んだら→張り詰めていた糸・寝息

Ecstasyは、優しい人・放っておけない→目の前が真っ暗・与えられないない→雨音・信じたい→会いたい・深い気持ち

・逆巻レイジのキーワード

Darkは、彼の素顔・エサとして→自惚れていた・特別に思って→存在を許されている・訝しむ気持ち→手を組もう・引っかかる

Maniacは、エサでしかない・認めるのが嫌→すべて事実・傷つくなんて→本能・誇りを高く持ち→胸が苦しく・振り払えなかった

Ecstasyは、虚勢を張って・優しい人→救う方法・大切に思って→私を庇う・正しい→思いが重なる・心を開いて

・逆巻スバルのキーワード

Darkは、咎められる・見張っている→怒り・いつもと違う苛立ち→嫉妬・恋や愛→自分の思い・触れられたくない過去

Maniacは、乱暴・別の理由→涙・もどかしい→渇き・拒否→彼の優しさ・傍にいること

Ecstasyは、真意・自覚した→立ち向かっていこう・どうなってもかまわない→傍にいてあげる・泣かないで→曝け出して・必要

・無神ルキのキーワード

Darkは、大切さ・わだかまり→血を与えて・背徳感→犠牲・私の血→似ている・哀れむ

Maniacは、無神家・優しさ→自由を奪われた・自分自身→彼ら兄弟・絆の深さ→閉ざされた扉・強く拒絶

Ecstasyは、苦しそう・縋れない→燃え広がる炎・ルキくんの手→涙・ルキくん→この感情・会いたかった

・無神コウのキーワード

Darkは、人間・啜っている→宝石・右目→愛・人を好きになる気持ち→恨んでいる・捨てた

Maniacは、宝物・執着心→孤児・生い立ち→縋りつく・苦しそう→涙・傷だらけだった身体

Ecstasyは、愛している?・快楽の波→コウくんの顔・放っておけなく→優しいキス・死の淵→苦しげに・涙

・無神ユーマのキーワード

Darkは、純血種・人間→乱暴・名残→流されている・吸われる→意思・示す

Maniacは、自分・翻弄→受け入れて・責める→違う・迷い→仲間・寂しそう

Ecstasyは、昂った・想い→キス・満たされた→怖い・オレンジ色→愛の言葉・イブ

・無神アズサのキーワード

Darkは、ナイフ・悪意の色はない→死んでいた・深く知る→アズサくんの痛み・彼の過去→理由・心の奥

Maniacは、傷つけあう・罪悪感→優しく微笑んで・胸の中に痛み→優しい吸血・彼の温もり→血は巡る・存在理由

Ecstasyは、死んで欲しくなかった・大切な存在→アズサくんの笑顔・祈った瞬間→優しい心・本当の意味→2人で幸せに・傷つかないで